山満造園

豊かな緑と共に暮らす未来を創る。

concept

4代目 代表取締役 山本 崇正

1958年、山野忠彦先生が日本初の「樹医」として活動を開始し、全国の傷ついた木々の治療を行いました。この取り組みに共感した山満造園創業者・山本満と光二は山野先生に師事し、「木のお医者さん」としての活動を始めました。それ以来、天然記念物の御神木から地域のシンボルツリー、庭木など、1400本以上の巨木・古木を診断・治療してきました。

現在の代表である山本崇正氏は2006年から植木屋として修行を積み、2014年に樹木医資格を取得しました。2018年より日本樹木保護協会の「樹医」として活動しており、山野先生の「一本でも多くの木を助けたい」という精神を継承しています。樹木は世代を超えて私たちに癒しと安らぎを与え、山本氏は「豊かな緑と共に暮らす未来を創る」ことを目指し、緑豊かな社会の実現に向けて努力を続けています。

株式会社 山満造園
4代目 代表取締役 山本 崇正

1980年3月26日生
大阪生まれ大阪育ちのnative osakan

◆2006年4月
山満造園 入社
◆2014年12月
日本緑化センター認定・樹木医(第2438号)
◆2018年9月
日本樹木保護協会 樹医
◆現在に至る

私たちは、次の世代の緑を守る
「木のお医者さん」です。

【光明寺】 京都府長岡京市にあるせい山浄土宗の総本山、 正門から続く紅葉並木が有名で 秋にはたくさんの観光客が訪れます。

Diagnosis

「光明寺様から相談を受けたときのことです」

2014年12月、「釈迦堂」の庭に植えられている
マツの葉色が悪くなっていると相談を受け、診断を行いました。
診断の結果、マツの不調の原因が「マツ材線虫病」だとわかりました。
この病気は現在の技術では予防はできても治療法がなく
感染すると故損率がほぼ100%という厄介な病気です。

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住職:
植木屋さんから、その病気のことは聞いていましたので、
山満造園さんに相談して無理なら、
残念ですが、この松の木は切ろうかと思っております…

山満造園:
……わかりました。
助けることができないかもしれません。
やれることは全てやってみましょう。

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2015年3月10日〜13日
マツの根の環境を改善して生命力を
回復させるための土壌改良作業を実施。
その後2015年7月まで、毎週末の養生作業を行った。

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地道な作業を続けた結果、春頃には回復の兆しも見せてくれたが、
6月以降の気温上昇に伴い、病状が一気に進行。
2015年7月末、ついに枯損、8月に伐採されることになった。
伐採前に最後の報告にお寺にお伺いしたときに
住職からかけていただいた言葉が私の「木のお医者さん」として
生き方を大きく変えることになりました。

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住職:
松が枯れてしまったのは本当に残念です。
でも最後にあなたに診てもらえて、ほんとうによかったと思っています。
この寺には多くの若い層が修行にやってきます。
毎週のように寺に通い、弱っていくマツを最後まで看取ってくれた
あなたの姿から彼らも多くのことを学んだでしょう。

当時の私には、住職からかけていただいた
言葉の意味を十分に理解することはできませんでした。
それから数年経ち、「樹医」として診断治療に取り組む中で
少しずつ膨らんでいった疑問がありました。
傷つき弱った木の診断・治療をするだけが
「木のお医者さん」ではないのかもしれない。

「木のお医者さん」の
本質とは、
一体なんだろう。

この答えを探すために、
従来の樹木の診断・治療業務のかたわら、
地域のさまざまなプロジェクトに取り組み始めました。
私は今、一見ボランティアのようなさまざまな
プロジェクトに取り組んでいます。

Regional development

交野みらいの桜

町おこしのために「桜まつり」というイベントを
行なっている地域のボランティアの方と協力して
会場となる公園のサクラの木を守るための管理方法を
市に提言していくプロジェクト。

樹木の治療を新たな町おこしへ

さまざまな伝統芸能の演者さんや職人さん
イベントプロデューサーなど他業種の方々と協働して
緑と共にある暮らしの豊かさを発信しながら
樹木の治療を新たな町おこしへ繋げていくプロジェクト。

交野みらいの桜

小学校の創立50周年の記念植樹事業にからめて
子供達に緑の大切さを伝えていくプロジェクト。

樹木の治療を新たな町おこしへ

地元のPTAの方と協力して廃校になる学校の
サクラの木を枝を取り
挿し木で新たな苗木を作って
新校舎に引き継ぐプロジェクト。

さまざまなことに取り組む中で見えてきた
「木のお医者さん」の本質

「木のお医者さん」とは、
樹木の診断・治療を行う技術者という枠を超え
豊かな緑を次の世代に
引き継いでいく責任を負う人である。

木は自分で移動することができません
古くて大きな木は文字通り、
地域に根ざしたシンボル的な存在であり続けます。

地域の緑を守ることは、
地域の歴史を守り、地域のコミュニティを守り
地域に暮らす自分の暮らしの豊かさを守り地域の未来を創ること

私が「木のお医者さん」である意味
そして私の志とは

豊かな緑と共に暮らす未来を創る

あなたのまちに、大切にしたい木がありますか?
あなたの家に、大切にしたい木がありますか?
あなたの暮らしの中に、大切にしたい木がありますか?

そんな木が無くても、人は生きていけます。
でももしそんな木があれば
あなたの人生は今よりちょっと豊かで優しいものになります。
私たちはそんなあなたの「心の木」を見つけ、守り、
育ててていくお手伝いをする
そんな「木のお医者さん」です。

治療紹介

Treatment

治療紹介

1973年に創業し、これまで多くの治療を行ってきましたので、その一部ご紹介いたします。

山満造園 従業員

ブログ

Blog

山満ブログ

木のお医者さんとして皆さまに伝えたいことやお役に立つことなどを発信しておりますので、どうぞご覧ください。

会社情報

Company

会社情報

社 名
株式会社 山満造園
代表者
代表取締役社長 山本 崇正
許可番号
大阪府知事許可番号(般)68748号
住 所
〒576-0033 大阪府交野市私市5-17-11
連絡先
TEL:072-892-3460 FAX:072-892-3247
設 立
昭和 48年 3月
資本金
1000万円

事業内容

  • 樹木の診断および治療に関する相談・施工
  • 樹木の診断および治療に関するセミナー・講演
  • 会社・学校・公共施設等の周年記念植樹事業
  • 街路樹・公園樹・山林内の危険木診断
  • 巨木・高木の剪定管理
  • 庭園・エクステリアの設計・施工・管理
  • 庭園管理(剪定・消毒・施肥・植栽・移植)
  • 除草・芝刈・竹林伐採
  • 公共工事
    (公園・街路樹・緑地等の工事および管理)
  • 屋上緑化
  • 観葉植物等インテリアグリーンの相談
  • 植木・苗木・造園・治療資材の販売
  • 無垢板・流木等の販売

沿革

1973年
山本満により山満造園創業
1976年
山本光二、山満造園入社
1978年
山本満・山本光二が山野忠彦樹医に師事、
山本満が樹医となる
1980年
山本光二が山野忠彦樹医の後継者となる
1985年
山本光二が樹医となる
1988年
治療木が1000本を超える
1993年
山本光二「立木の傷口修復方法
(樹木の外科的治療)」特許認可
1996年
日本樹木保護協会 発会式
1998年
初代樹医・山野忠彦先生、永眠
2001年
創業者/樹医・山本満、永眠
2006年
山本崇正、山満造園入社
2013年
山本崇正、代表取締役社長就任
山本光二、取締役会長就任
2014年
山本崇正、日本緑化センター認定「樹木医」
(第2438号)となる
2017年
山本崇正、樹医となる
沿革

1989年
福岡県 太宰府天満宮にて
御神木のクスノキを治療。

写真中央が樹医の大先生 山野忠彦先生。
左側 創業者祖父 山本満、
右側 2代目 父 山本光二。

そして創業時から
弊社を支えてくださってるスタッフ。